細長い延長形の体で、体色は黒灰色、腹面 は銀白色。下顎が上顎より突き出していて、背びれは胸びれの位置よりずっと後方から始まる姿形をしている。体長はメスの方がオスより大きく、1mにもなる(オスは40〜50cm)。夜行性で何でも食べる肉食魚。
 
通常は河川や湖沼などのきれいな砂泥地をすみかとし、石の下などにもぐって生活しているが、産卵のために海に下る。 生まれた稚魚はシラスウナギと呼ばれ、冬期に群れをなして河川を遡上する。


 
体形は円筒形をした細長い形。合計10本のひげがあり、各ひげには味蕾(みらい)がついていて、味や物を探知するアンテナになっている。泥鰌は全酸素摂取量 の3分の1を腸で吸うため、空中の酸素を求めて水面に出て、また水底に戻るという動作を繰り返す行動をとる。
泥鰌のすみかは、浅い池や沼、小川、水田などの泥底で、有機物や水生昆虫を食べている。分布は日本全国に分布しているが、食用としては中国産・韓国産のものが多い。